2015年度日本映画監督協会新人賞インタビュー
2016年6月6日(月)監督協会にて対談が行われました。2015年度の日本映画監督協会新人賞 受賞監督・松永大司さん(受賞作『トイレのピエタ』)に2014年度の受賞監督・小林啓一さんがインタビューします。
松永大司(まつなが・だいし)監督 プロフィール
1974年生まれ。大学卒業後、俳優として矢口史靖、サトウトシキ、鈴木卓爾監督等の作品に出演。2001年頃からミュージックビデオ、映画のメイキング等を監督。以前から友人であった現代アーティスト・ピュ~ぴるの8年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『ピュ~ぴる』を2011年に公開。ロッテルダム国際映画祭、全州国際映画祭、パリ映画祭など数々の映画祭から正式招待され絶賛される。2011年には、文化庁委託事業・若手映画作家育成プロジェクト「ndjc」の1人に選ばれ、短篇映画『おとこのこ』を完成。「全力映画」第一弾として制作した短編作品『かぞく』は全州国際映画祭2012ワールドシネマ部門正式招待され、国際的に高い評価を受ける。2015年、初の長編劇映画となる『トイレのピエタ』では第20回新藤兼人賞銀賞、第37回ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞。
小林 啓一(こばやし・けいいち)監督 プロフィール
1972年生まれ、千葉県出身。テレビ東京のオーディション番組『ASAYAN』のディレクターを経て、ミュージックビデオを手掛けるようになる。これまで、DA PUMP、DREAMS COME TRUE、ミニモニ。などの作品を監督。その後、2012年に『ももいろそらを』で長編映画デビュー。第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にて作品賞を受賞、第50回ヒホン国際映画祭にて日本映画として初のアストゥリアス賞(グランプリ最優秀作品賞)を受賞。新聞各紙はじめマスコミもこぞって、「青春映画のあらたな名作」と絶賛した。監督第二作となる『ぼんとリンちゃん』で第55回日本映画監督協会新人賞を受賞。